内側型膝OAの保存の患者様では、どう足部について考えるべきなのか?
一般的に運動連鎖で考えると、
内側膝OAにより、脛骨は外旋、距骨下関節は回外により足部は内返し(内反)になっている。
しかし、臨床の現場では、内側膝OA保存の方では必ずしも同じ状況では無いように思える。それは特に、足部にみられる。
内反膝いわゆるO脚で股関節も外旋し、脛骨も外旋するが、足部は明らかに外返し(外反)している。さらに、偏平足の方もよくみる。
TKAをされる患者様の術前レントゲンを確認するとよくわかる。
そのような患者様に対して、どう足部に介入するだろうか。
よく見るのが、内側縦アーチを獲得するために、インソールを入れたり、後脛骨筋の筋力トレーニングなどではないだろうか。 しかし、この治療は必ず正しい選択肢だろうか。
コメント